SED 教室 SEDLEC Release 1.11 Copyright(c)1992-95 by Hiroaki Sengoku sengoku@gcd.org SED は、UNIX, MS-DOS など多くの OS 上で利用可能な非会話型ストリームエ ディタです。高機能である反面、スクリプトが慣れるまでは難しいので、あまり 使われていませんでした。そこで少しでも多くの方に SED のすばらしさを知っ ていただきたいと思い、SED 教室を Nifty Serve FMCN フォーラム 17 番会議室 で開講しました。その第一回目から第十三回目までの内容に加筆訂正を行ったも のがこのパッケージです。 Release 1.00 (平成四年夏) SED 教室 第一回 ~ 第十一回 Release 1.11 (平成七年秋) SED 教室 第一回 ~ 第十三回 SED 教室パッケージは以下のファイルから構成されます。 README このドキュメント 1.DOC SED 教室 第一回 「SED って何?」 2.DOC SED 教室 第二回 「フィルタ」 3.DOC SED 教室 第三回 「スクリプト」 4.DOC SED 教室 第四回 「正規表現」 5.DOC SED 教室 第五回 「文字列の置換」 6.DOC SED 教室 第六回 「セグメント」 7.DOC SED 教室 第七回 「タグ付き正規表現」 8.DOC SED 教室 第八回 「有象無象」 9.DOC SED 教室 第九回 「ホールドスペース」 10.DOC SED 教室 第十回 「文字列の置換、再論」 11.DOC SED 教室 第十一回 「正規表現、再論」 12.DOC SED 教室 第十二回 「~から~まで、基礎編」 13.DOC SED 教室 第十三回 「~から~まで、応用編」 謝辞 SED 教室の為に会議室を作ってくださった FMCN フォーラムの SysOp ☆れお☆さん、および SED 教室に対して多くの励まし・質問を書き込 んでくださった FMCN フォーラムのみなさんに感謝いたします。 著作権 この SED 教室パッケージに関する全ての著作権は、原著作者である 仙石浩明 (sengoku@gcd.org) が所有します。このパッケージは free software です。Free Software Foundation が公表した GNU 一般公有 使用許諾のいずれかの version を選択し、それが定める条項に従って 本パッケージを再頒布または変更することができます。 本パッケージは完全に無保証です。詳細については GNU 一般公有使 用許諾書をお読み下さい。もし、GNU 一般公有使用許諾書をお持ちでな い場合は、Free Software Foundation, Inc. 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, U.S.A. へ手紙を書いて下さい。 仙石 浩明 http://www.gcd.org/sengoku/ Hiroaki Sengoku Release 1.11 について 早いもので、「SED 教室 第一回」を書いてから約四年になります。当時私が 使ってたマシンは、元祖 Dynabook (J-3100SS001) でした。このマシンは 8086 10MHz で、最近のマシンと比べると 1/100 以下の性能です。まさに sed がふさ わしいマシンでした。複雑な処理をなんとか sed を使って実現できないかと、 いろいろ考えたものです。 しかし年々マシンの性能は向上し、sed の必要性はどんどんなくなっていきま した。私自身、現在は sed で複雑なスクリプトを書くことはほとんどありませ ん。普通のパソコンで perl が軽々動くのですから、どうして無理に sed を使 う必要があるでしょうか :-)。 とはいっても、Release 1.00 公開後に書いた「第十二回」「第十三回」をそ のまま放っておくわけにもいかず、また「第十四回」を書くのはいつになるかわ からない (果たして書くことがあるだろうか ^^;) ので、「第十三回」までを Release 1.11 としてまとめておくことにしました。perl には sed の機能が取 り込まれていますから、現在でもこの SED 教室がお役に立てることがきっとあ るでしょう (と願いたい :-)。 Release 1.11 公開にあたり再配布条件を大幅に変更しました。Release 1.00 では、商用 BBS 等に転載する際は転載者に、ユーザと著者を結ぶ双方向の連絡 役をお願いしていました。ところが今では大抵の BBS が Internet に接続され、 誰でも容易に著作者に電子メールを出すことが出来るようになったので、連絡役 が必要でなくなりました。そこで、Release 1.11 は GNU 一般公有使用許諾に従っ て再頒布/変更可能としました。 なお、著者への連絡は、sengoku@gcd.org 宛でお願いします。Nifty は退会し ましたので、Nifty の ID 宛には送らないようお願いします。