「分からない時は、『分からない』と言おう」キャンペーン中、という メールを社内ML に出してみました。
この社内ML というのは tech ML という名前なのですが、KLab の技術者だけでなく、KLab と一緒に開発を行なっていただいている協力会社の方も全員参加していて、少しでも技術に関係ありそうなネタなら何でも自由に書いてね、という ML です。もちろん私も、いろんなことを書いています。
たとえばこんな感じで:
日経ベンチャーの Web ページに、「ピックアップBOOKS」という書評のコーナーがあって、いつも参考にさせていただいているのですが、そこで「ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人」という本の紹介を見つけたので、反射神経的に tech ML にメールを流しました。
----- tech ML に投げたメールここから -----仙石です。 「分からない時は、『分からない』と言おう」キャンペーン中。 ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人 荒井玲子著 技術評論社 技評SE新書 002 2006/2 208pp 882円 http://nv-club.nikkeibp.co.jp/free/RASHINBAN/20060216/106694/ | プライドには、良いプライドと悪いプライドがある。間違ったプライドを持っ | ている人かどうかは、次の質問をすればすぐにわかる。 | | (1) 「わかりません」と言えますか? | (2) 「難しい」と言って放棄していませんか? | (3) 説明する機会を避けていませんか? | | 「わかりません」と言えない人、「そんなことはわかっています」という反応 | には要注意である。プライドの高い人は、尋ねるということ自体を苦手とする | 傾向がある。 「分からない」と言えない人って、プライドが原因なんですかね? 「分からない」と言う方がカッコイイってことに、どーして気づかないんだろ? | ひとつの専門性を持ったら、自分の適正に応じて専門領域を広げていくことは | できる。一芸に秀でることは、他の分野の専門性を理解することに役立つ。そ | のためには、ひとつの専門領域を極めることが重要である。 これも、その通りですね。 #13265 仙石 浩明 https://www.gcd.org/sengoku/ Hiroaki Sengoku <sengoku@gcd.org>----- tech ML に投げたメールここまで -----
優秀な技術者とそうでない技術者との境界線って、「分からない」ことが分かるか否か、だけじゃないかなぁと常日頃から思っているので、手を替え品を替え「分からない」と言えることの重要性を説いているわけです。
# 4/20追記: わからないことをわからないということの重要性を
# 書いているページを見つけました。
メモを取ろう
人は誰しもすぐ忘れるもの。
なにかやりたいことがあっても、すぐ忘れる。
せっかく空き時間があっても、そのときはやりたいことを忘れている。
そのくせ、やりたいことはあるんだけど、時間がない、などと言う。
ほんの一行、いや一単語だけでもメモに書いておけば、
…
Comment by GCD — 2006年4月5日 @ 09:32