「勤労の義務」は、 言うまでもなく日本国憲法第27条に規定されている、 日本国民の3大義務の一つであるが、 そのそろこの勤労に対する固定観念をかえていくべきなのではないか? 来るべき共産社会へのビジョンは、 Web2.0 で初めて見えてきたわけでは決してなく、 何十年も前から様々な形で繰り返し描かれてきた。 例えば、
断絶への航海 ハヤカワ文庫 SF (586)
ジェイムズ・P・ホーガン (著), 小隅 黎
などの近未来小説などの形でも。 SF においては、StarTrek を引き合いに出すまでも無く、 未来には貨幣経済が存在しないという設定のほうが、 むしろ普通となっている。
にもかかわらず、いまだに資本主義以前の ナイーブな勤労観がはびこっているのは、 憲法に基づく洗脳教育のたまものなのだろうか?
人力検索はてな から引用:
「年収300万の自分にとって最高に面白い仕事」か「年収1000万の自分にとって最高に面白くない仕事」どちらかを一生しなくてはならないとしたらあなたはどちらを選びますか?その理由は?
この質問者にとっては、面白くても、面白くなくても、 仕事は仕事なのだろう。 そこにはストックという概念すら存在せず、 ただフローを得るための勤労という思い込みに囚われている。
まずバランスシートを義務教育で教えるべきなのだろうか?
それとも、貨幣経済を飛び越して Web2.0 を教えるべきなのだろうか?