GCDの二台のゲートウェイのうちの片方 (senri.gcd.org) の 1000baseT NIC (eth0) が時々マルチキャストをとりこぼす。 二台のゲートウェイは、 VRRP で アクティブ・スタンバイ構成になっているのだが、 senri がスタンバイのときに、 もう片方 (asao.gcd.org) からの VRRP Advert をとりこぼしてしまい、 勝手に アクティブへ昇格しようとする。 一日~数日に一度くらい、このとりこぼしは起きるようだ。 アクティブになっても、 OCN へ PPPoE しに行って失敗して (asao が PPPoE しているから) スタンバイへ戻るので、まあ実害はないのだが、 あまり気持ちのよいものではない。
eth0 で VRRP するのをやめて、 eth1 (100baseT NIC) で VRRP するようにしてみた。 eth1 は PPPoE (と、フレッツ・ドット・ネットのネイティブ IPv6) 専用で、 IPv4 アドレスは割り当てていないのだが、 マルチキャストなので VRRP Advert は受け取れるようだ。
keepalived.conf はこんな感じ:
vrrp_instance VI { state MASTER interface eth1 garp_master_delay 10 virtual_router_id 33 priority 230 advert_int 1 authentication { auth_type PASS auth_pass XXXX } virtual_ipaddress { 192.168.0.254/24 dev eth1 } preempt_delay 300 notify "/etc/rc.d/vrrp_notify" }
アクティブの時の asao:
asao.gcd.org:/ # ip addr show dev eth1 4: eth1: <BROADCAST,MULTICAST,UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast qlen 1000 link/ether 00:a0:cc:xx:xx:xx brd ff:ff:ff:ff:ff:ff inet 192.168.0.254/24 scope global eth1 inet6 2001:c90:1448:200a:2a0:ccff:fexx:xxxx/64 scope global dynamic valid_lft 2591983sec preferred_lft 604783sec inet6 fe80::2a0:ccff:fexx:xxxx/64 scope link valid_lft forever preferred_lft forever