弊社の面接で(私に)よく聞かれること、 面接官自身が語る面接攻略法。 今までお話ししてきたことをいったんまとめてみます。
- (1) 高い技術力って例えばどんなことですか?
- 志望動機が「技術を学びたい」なのに、 肝心のその技術がどういうものかイメージできていない、 言い換えれば自分が何をしたいのか実は分かっていない、 これはかなり問題ですよね?
- (2) 何か質問はありませんか?
- 面接を受けに来て、なにも質問しようとしない人がいます。 分かっていないのに分かったつもりになってしまう、 これは技術者にとって致命的なことです。 どこまでも自分が分かっていないことを自覚し、 探求し続ける習慣が無ければ、スキルアップは覚束ないでしょう。
- (3) 前職でいくらもらっていましたか?
- 前職給に基づいて給与を決めるため、というわけでは決してなく、 KLab の給与体系にスムーズに移行できるか判断するためです。
今回の質問は、
生活するために働かねばならない、ということが仮になかったとしたら、
仮に、一週間何をしてもいい、と言われたら、何をしますか?
なぜこんな質問をするかと言えば、自分は本当は何をしたいのか 考えてもらいたいからです。
自分が何をしたいか? そんなことは分かっているに決まっているじゃないか、 お金に困らないなら好きなことをするさ、と多くの人は言うでしょう。
じゃ、好きなことって何ですか?
仕事しなくてもいいのなら、あれもしたい、これもしたい、...
その中で一番やりたいのは何ですか?
一日中、寝続けたい。
浴びるほど酒を飲みたい。
何も考えずにぼーっとしていたい。
...
まあ好きにやっててください。(^^;)
もちろん気分転換は必要なので、
時にはハメを外すことも必要でしょう。
でも、何かをやっているからこその気分転換ですよね。
年がら年中、気分転換し続けるわけにはいきませんよね。
だから~、普段は嫌な仕事をやってて、 おまけに残業続きで忙しくて忙しくて、 たまに休日があっても疲れているから何もする気が起きず、 あ~ 仕事しなくてもいいなら好きなことができるのに~
いえ、だからその「好きなこと」ってなんでしょう?
というのが質問なのですが... (-_-;)
一生の時間のうちのかなりの時間を仕事に費やすのですから、 一生かけて取り組みたいと思うようなことをすべきだと思うのです。 好きなことをやっててお金がもらえれば苦労はしない、と多くの人は言うでしょう。 でも、本当に一生かけてもやりたいほど好きなことってありますか?
もしあるなら、その「好きなこと」をやってても生活できない と判断するのはなぜでしょう? 一生かける覚悟があるなら、大抵のことは成し遂げられるでしょう。 嫌々仕事をしたって、好きでやってる人に勝てるはずはありません。 鶏口となるも牛後となるなかれ、 好きなことをしよう。
もしそれほど「好きなこと」がないのなら、なぜ探さないのでしょう?
一生かけて嫌々仕事をするのでしょうか。何のために?
生活のため、というのは自分自身への いいわけ なのでは?
今日から五月連休ですね。
会社によっては 9 連休のところもあるとか。
あなたは何をしますか?
ブログをやめようかと初めて思った
リンクされてしまってるし 見ず知らずの他人ならともかく、「あの」仙石さんですから
Comment by アキバ系!文京区本郷四畳半社長 — 2006年5月6日 @ 01:23
「他の人に勝つ」ということに価値を見いださない人たち
私が面接でよく聞く質問に:
生活するために働かねばならない、ということが仮になかったとしたら、
仮に、一週間何をしてもいい、と言われたら、何をしますか?
# 仙石浩明CTO の日記: 面接 FAQ (4) から引用
というのがあるのであるが、
意外なまでに多….
Comment by GCD — 2006年5月11日 @ 23:46