相手の気持ちになって考える
相手のバックグランドを知る。 どういう生い立ちか、どういう環境で育ったか、何を学んだか。 バックグラウンドが分かれば、 物事をどうとらえ、どう考えるかが見えてくる。 あたかも自分の頭の中に、 相手の人格のエミュレータが動いているかのように。
意識した思考で、 相手の考えを一ステップづつシミュレートしていては遅すぎる。 あくまで相手の気持ちになりきることが重要。 無意識の思考で、相手の人格のエミュレーションができるようになれば、 無意識における相手の思考と、 意識した自分の思考をインタラクションさせることができるようになる。
無意識における相手の思考と、 現実の相手の思考との差をフィードバックさせて、 エミュレーションの精度を高めることができる。
人の「意識」は心の中心ではなく、脳の様々な活動のロガーに過ぎなかった!
唐突に何かを「ひらめく」という経験は誰しもあるだろう。
「ひらめき」が天から降ってくる、というのは考えにくいので、
意識はしていないもの何らかの思考が脳の中で行なわれ、
その思考の結果が意識にのぼったとき、
「ひらめく」と考えるのが自然だろう。
こ….
Comment by 仙石浩明の日記 — 2006年8月3日 @ 09:34