これから 2 回に分けて, アプリケーション・レベルで TCP や UDP のパケットを中継するソフト 「stone」を紹介します。 ゲートウエイ上で stone を動作させることにより, 内部 LAN 上のホストと外部ホストの間でパケットをやり取りできます。 また, 簡易 http プロキシとしても利用することも可能です。
会社を作ります*1。 3 カ月前に転職したばかりで唐突に聞えるかもしれませんが, 実は, もともと分社独立を前提にした転職でした。 2000 年 7 月中に設立発表を行えるのではないかと思っています*2。 おかげで現在は, 事業計画の立案から会社のロゴのデザイン*3 まで, 設立準備で大忙しです。 どうしてこの原稿を書く暇があるのか, 自分でも不思議なくらいです*4。
もちろん, 本業である研究開発の仕事も山のようにあります。 さらに, 予想していなかった他社動向が明らかになって, その対応でその晩に徹夜をするはめに陥ったりします*5。 変化が速いこの業界, 1 カ月先どころか, 明日でさえ何が起こるか, 全く油断なりません。
(仙石浩明)
連載 第 6 回「stone (後編)」
連載 第 4 回「UUCP の活用」
本稿は日経Linux 2000 年 8 月号に掲載された、 実践で学ぶ、一歩進んだサーバ構築・運用術, 第 5 回「stone (前編)」を日経BP 社の許可を得て転載したものです。
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