tamago4 になっても「ゆでたまご」 の味が忘れられず、 なんとか boiled-egg.el を tamago4 用に書き換えられないかと思っていたのですが、 tamago ML で相談させていただいたのをきっかけに、 0 から書き直そうと思い立ちました。
ML で tamago4 の関数などを少々教えて頂き、 頭をひねること数分 ;-)、 仕事の合間に書き上げたのが、 boiling-egg.el です。 「ゆでたまご」愛用者の皆様のご意見をお聞きしたく、 ここに公開する次第です。
著作権などのややこしい問題が発生する前に、 パブリックドメインとして公開してしまいますので、 どうぞご自由にいじり倒して使いやすいものに育てて頂ければと思います。
伊藤謹司さんが 「Tamago 4 でCANNAを使う」 ページで、CANNA から boiling-egg.el を使う方法を提案されています。
boiling-egg.el を load-path のどこかに置いて、 次のコードを .emacs 等に入れておきます。
(autoload 'boiling-rK-trans "boiling-egg" "romaji-kanji conversion" t)
(autoload 'boiling-rhkR-trans "boiling-egg" "romaji-kana conversion" t)
(global-set-key "\C-o" 'boiling-rK-trans)
(global-set-key "\eo" 'boiling-rhkR-trans)
キーアサイン "\C-o" および "\eo" は好みに応じて変更してください。
「ゆでたまご」とは、 1990 年に三浦欽也さんが作られた、 ローマ字漢字変換用「たまご」フロントエンド boiled-egg.el のことです。 emacs 上でローマ字を入力しておいて、 キー一つでかな漢字変換ができます。 「たまご」本来の使い方のように、 あらかじめ漢字変換モードにしておく必要がないのがミソです。 アルファベットと日本語混じりの文章が簡単に書けます。
私の場合、 control-o にかな漢字変換を、 meta-o に ひらがな->カタカナ変換を割り当ててあるので、 次のように入力できます。
キー入力 | 画面 |
---|---|
watashinobaai, | watashinobaai,_ |
コントロール O | 私の場合、_ |
control-o | 私の場合、control-o_ |
スペース | 私の場合、control-o _ |
ni | 私の場合、control-o ni_ |
メタ O | 私の場合、control-o に_ |
kanakanjihenkanwo, | 私の場合、control-o にkanakanjihenkanwo,_ |
コントロール O | 私の場合、control-o にかな漢字変換を、_ |
boiled-egg.el を作られた
三浦欽也さま、
tamago ML で質問に答えてくださった片山善夫さま、
Tamago Project のみなさま、
ありがとうございました。
#5981. | 仙石 浩明 |
https://www.gcd.org/sengoku/ | Hiroaki Sengoku <sengoku@gcd.org> |